情報交換手段の変化

携帯電話がなかった時代

平成生まれの人はご存知ないのではないかと思いますが、今から20〜30年前にはどこの駅でも改札口に掲示板がありました。

 

2mくらいの幅の黒板です。

 

これって何のためにあったと思いますか?

 

 

 

携帯電話が本格的に普及しだしたのはほんの20年前頃の話です。

 

その前にもあるにはありましたが、まだ高価なものでしたし、非常に重いものでしたので持ち運ぶのにも適していませんでした。

 

携帯電話がまだなかった時代、友人との待ち合わせは

 

「じゃぁ、明日の○時に○○の駅の改札でね!」

 

ここまでは今とあまり変わりありません。

 

せいぜいラインではなく口頭で約束する必要がある程度です。

 

でも、いざ待ち合わせ場所に向かうとき、ちょっとしたハプニングがあって時間に遅れることってありますよね?

 

そんなとき、どうやって連絡するか。

 

30年前は相手の友人の家に公衆電話から電話をしていました。

 

「○時に○○君と約束していたのですが、遅れてしまいそうです。もし本人から連絡があったらお伝えください」

 

相手の友人も、「あれ?来ないな」と思ったら、何かあったのではないかと考えて友人宅や自分の家に電話してみるのですね。

 

そうそう、昔は今よりずっと多くの公衆電話が街角にあったのです。

 

でも、相手の家や自分の家に誰もいないときはどうするのでしょう?

 

さて、もう1度質問です。

 

駅の改札にあった掲示板、何に使われていたのでしょう?

 

 

 

そうです、待ち合わせの連絡用に使っていたのですね。

 

今考えると不便ですね〜。

 

ラインが入るまで、近所の喫茶店にいればいいや、というようにはならないのですね。

 

 

平成生まれの人にとってもっと奇怪に感じそうなのがポケベルという代物です。

 

携帯電話が普及する前の時代、ほんの数年間の間ですが、ポケットベル、略してポケベルというものが普及しました。

 

7cm*5cmくらいの大きさの箱型をしていて、ポケットに入れて使用します。

 

ポケベルにはひとつひとつに電話番号が振られています。

 

相手が所持しているポケットベルに電話をして、そのあと数字を何桁か入力します。

 

すると、ポケベルが振動して、表示画面にその数字が表示されるのでそこに電話をするわけです。

 

恋人同士にもよく利用されて、「10106」と送ったら「愛してる」の意味だとか、「0833」で「おやすみ」だとか、ほとんど暗号のようでした。

 

その後、ポケベルに文字を送れるようになるのですが、すぐに携帯電話の普及によってポケベル自体がなくなっていくのですね。

 

 

今から考えたら、ずいぶんとなんだかな〜って感じですが、まだ携帯電話が何十万円もして、しかも5Kgもあった時代なのですから、仕方なかったのですね。

 

 

 

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